今の世の中にはたくさんの派遣会社があり、職種さえこだわらなければ、比較的簡単に仕事があるのでホントに派遣会社の存在はありがたいと思います。
しかし、その一方で良い人材派遣会社もあれば悪い人材派遣会社も当然あるわけです。
派遣会社を選ぶ時、会社の認知度、知名度なども判断基準としていることでしょうが、
ほとんどの人は、貰えると給料の金額で選んでいることと思います。
お金を稼ぐために仕事するわけなので当たり前なのですが、、、。
けれども、
貰える金額が多ければ、多いほど、仕事内容は大変になっていきます。
逆に貰える金額が少なければ、仕事内容は簡単になってきます。
資本主義であるのでもはや当たり前ですよね。労働力に対しての対価が給料として支払われているわけですからね。
要するに今の給料が不満であれば、もっと大変で人がやりたがらない仕事をすればいいだけですし、現状の仕事でも頑張って実績を出すとか、出世していくとかして今より大変な仕事をするようにすればいいのです。
このような労働の原理原則が世の中にあるわけですが、人材派遣会社によっては、全く同じ職種や全く同じ業務内容であっても貰える給料が違ったりもします。
求人誌などに掲載されていたり、派遣会社間でよくある引き抜きなどにそんな傾向があります。
例えば
時給が高く設定されているが、実際引かれる社会保険料、雇用保険、市民税、所得税などは明記していなくいかにも多くもられるよう思える。
これはめちゃくちゃ危険です。
逆に、全てを差し引いた上で時給を設定するパターンは、時給が少なく感じるかもしれませんが、引かれる部分はすでに引かれているので無駄がないわけです。
それどころか、ほとんどの場合は引かれた場合で時給計算している会社の方が多く手元に入ってくる場合がほとんどだったりもします。
単純計算をしてみましょう。
派遣会社A 時給1600円 8時間労働 22日勤務 合計281,600円
派遣会社B 時給1400円 8時間労働 22日勤務 合計246,400円
派遣会社Aと派遣会社Bとの差額は35,200円ほどあるわけですが、派遣会社Bはすでに手取りを支給額として時給を出しているので単純に246,400円となるのに対して派遣会社A園から281,600円から社会保険料やらを約50,000円を引くことになるので231,600円が手元に入ってくるという計算になります。
どちらが得でどちらが損なのかは言わなくてもわかりますよね。
人材派遣会社は基本時給計算になります。
ですが、実際に手元に残る金額で判断しないと、いくら時給が高いからという広告を見つけようが、高い時給を払うからといって引き抜きを使用が、結果的に損をすることもあるというわけです。
時給のみ定時しているような派遣会社は働く派遣スタッフのことを全く考えていないとも言えます。
キツイ言い方をすれば、そんな会社はさっさと辞めた方がいい。
私は、このような安易な判断で損をしている人を何人も知っています。
甘い話には是非気をつけていただければと思います。
何度も言いますが、資本主義では労働に対する対価が決まっています。
人材派遣会社に限らずあなたのする仕事内容によって金額が決まっているのです。
さらにそれを増やすのは、実績や経験と出世しかありません。