人は急激な変化を嫌う傾向があります。
あなたにも経験があると思いますが、例えば、学生時代のクラス替えや、担任の先生の変更など。
また社会人になってからの担当部署の異動や配属先の変更など。
良い方に変わるのは、いいのだけれど、悪い方に変わる場合や予想外の変更などは多くの人は拒否反応を起こす傾向がある。
なぜこのようなことを言うのかと言うと、派遣業では担当者が変わるという事はよくある。それ以外にも担当者の上司が変わって運営方法が全く変わってしまうことなどもあります。
会社組織なのだから変更がある事は仕方のない事です。
しかし急激な変化には、派遣社員が戸惑うこともあるということを覚えておいてください。
最悪な場合には、去っていってしまうということも十分にありえます。
そうならないためには、どうすればいいのか?というと、急激に変更をしないことをお勧めします。
これは派遣会社に限ったことではないのだけれど、上司や担当者が変わる場合は、しばらくの間は、前任者が行なっていたことをそのまま同じようにやるのです。
そして少しづつ変更していけばいいのです。何度も言うようですが、人は急激な変化は拒絶する傾向があります。
売上などが減少している場合、改善は必ずしていかなければならないことなのですが、派遣業の場合は、派遣社員が派遣先で働いてくれることが前提で収益となっているため、他の業種とは比較にならないほど慎重にやる必要があるのです。
事実、派遣業で急激に業務にメスを入れた会社はほとんどのパターンでうまくいっていないのです。
ですから、もしもあなたの会社でも変更をせざるを得ないようなことがあれば、そこは慎重にやっていただきたいと考えます。