派遣会社には、派遣社員を管理するいわゆるコーディネータ〜と呼ばれる人がいる。先日ある派遣会社にお邪魔した時、人材を管理する際、働いている派遣社員とのコミュニケーションが大切だと言うお話をしました。
もちろんこのことは誰もがわかっていることでしょう。
けれども
実際にコミュニケーションと言っても何をしていいのか?がわからない。そんな悩みはございませんか?
僕が考えるにコミュニケーションとは、質と量で決まると考える。
質とは、相手との接触具合のことです。
メール、ライン、電話などが体表的なものであるが、質をよくしようと思えば、直接会って話した方が断然いい。顔を合わせることでコミュニケーションの質はかなりよくなる。
量とは、その回数になります。
例えば数字で表すと、
メール、ラインが1
電話が2
直接会うが3
としよう。
メールした回数が3であれば、メール1×回数3=3
電話した回数が3であれば、電話2×回数3=6
直接会った回数が3であれば、直接会う3×回数3=9
と言うような具合になる。
もちろんこの質も、大勢の人数とまとめて接触するよりも、一対一のような接触にした方がさらに質は上がります。
なぜなら、一対一での話の方が派遣社員の思っていること、感じていること、困っていることなどを聴き取りやすくなるからです。
例えば10人の派遣社員をまとめて集めて、一人の担当コーディネーターが話したところで本音を聞き出せない。
この一対一のコミュニケーションを基本にしながら業務している人間と、電話やメールなどで済ませてしまうコーディネーターとでは大きな差が出る。と言うことを覚えておこう。