先日、あるクライアントからの要請でスポットにて某携帯キャリアの販売応援へ行ってきた時のお話。
集客状況やスタッフの活動状況を確認していた時
関係者からもっと盛り上げて欲しいとの指摘がありました。
なのでその場では
「わかりました。」
と言い、関係者というだけで私にとってクライアントではないので素直にスタッフにも指示を出し改善したわけですが、、、。
あなたは大きな声を出しての
呼び込みは果たして効果があると思いますか?
実はこれ、答えはノー。
大きな声を出した呼び込みはもうすでにお客様はあきあきしているのが現状。
おろらく
賑わっている感じを出すこと。
お客様が集まってくること。
などを狙って声出しをして欲しいと言ってきたことと容易に想像できます。
しかし
いくら大きな声で「いらっしゃいませー」と声を出したところでお客様が集まってくることはない。
いくら頑張ったところで集客が増えるということも残念ながらない。
いくら必死に沢山、大きな声で言ったところでお客様の得られるメリットは何もない。
そればかりか、お客様が離れて言ってしまう場合もあるのです。
人は誰でも売り込みを嫌います。(買う意思があれば別ですが)
なのでわざわざ、大きな声を出して売り込みをしている人に寄ってくることはないのです。
そんなことをするよりか、一人一人のお客様へ個別にアプローチをする方が効果がある。
声出しが全く意味がないとまでは言いませんが
仕事してる感が周りに伝わるだけで、それが直接販売に結びつくわけではない。
何をやろうが結局のところは、販売員は販売することが目的なのです。
お客様の気持ちを考え、お客様の求めているものを会話の中で提案することで
販売に結びつくのです。